「機関士」は、海の上のエンジニアだ!

エンジンなどを遠隔操作する
コントロールルーム!

「機関士」は、
海の上のエンジニアだ!

航海士が「船の航海を担当する仕事」というのは名称からも想像しやすい。では「機関士は何をする仕事?」と聞かれると正確に答えられる人は少ないんじゃないかな。

機関士の仕事は、船のエンジンや発電機、ボイラーをはじめとする機器の点検や管理を行うこと。こまめに機関室を見回り、エンジンや発電機などの回転音、冷却水や潤滑油の温度・圧力をチェックして異常がないことを確認しているんだ。

機関士のことを英語では「Engineer(エンジニア)」と言う。機関長は「Chief Engineer(チーフエンジニア)」、一等機関士は「First Engineer(ファーストエンジニア)」だ。

機関士は、まさに海の上の“技術者”として、船内の機器がトラブルなく稼働するようにいつも神経を張り巡らせている。そう!機関士は、プロの目で機器をチェックすることで船の「安全」をつくりだす技術者。つまり、エンジニアなんだね。